エスケーは増収増益
建築特殊工事など好調

 エスケー化研が11月22日発表した平成14年度3月期中間決算は、主力の建築仕上げ塗材・建築特殊工事売上の増加により、連結売上高が前年同期比5・9%増の180億8千6百万円となった。利益面では人件費の上昇などのマイナス要因があったものの、付加価値の高い新製品の販売拡大・内製化による原価減少などにより経常利益は同4・7%増の19億8千3百万円、純利益は同7・0%増の11億3千8百万円と増収増益となった。

 上半期は、特許取得で差別化された低汚染・超低汚染製品を全国各地で積極的にPRし、低VOC化・水性化・ホルムアルデヒドの除去などの環境に優しい塗料の開発により、戸建住宅や集合住宅などの新築・リニューアル改修需要の開拓・販売拡大を行った。

 今後も、一層の販売拡大・新製品開発・コストダウンに努め、通期でも増収増益を目指す。