ロックペイントは減収減益
建築用塗料は横ばいに

 ロックペイントが11月19日に発表した平成14年3月期中間決算は、新製品の開発・販売、積極的な拡販・業績の向上に努めたものの、売上高は前年同期比3・1%減の131億1千6百万円、経常利益は同29・3%の7億7千3百万円、純利益は同43・9%減の3億1千3百万円と減収減益となった。

 製品分野別売上では、建築用塗料分野は環境対応型塗料などの新製品の販売によりほぼ前年同期と同額を計上、自動車補修用塗料・工業用塗料・家庭用塗料の各分野は減少となった。  キャッシュフローは、前年度比11億6千3百万円減となったが、そのうちの投資活動による14億2千9百万円の支出は、主に伊賀工場・宇都宮工場の建物・機械設備に係る投資有価証券の取得による。

 今後も、市場ニーズに対応した上市製品の更なる販売と、こまやかな地区別拡販施策を実行し、業績の向上を図る。