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◆日本塗装時報 2006年3月18日発行 1838号掲載記事◆

■セールスなしにチラシで受注 アサヒリフォーム・青木忠史氏に聞く

 アサヒリフォーム(埼玉県草加市)の青木忠史専務は、外壁塗装リフォーム業を始めてわずか1年足らずで父の会社を立て直し、地域有数の優良リフォーム会社に変身させた。「ダイレクトレスポンス・マーケティング」という手法をリフォームに応用し、営業をしないでも、チラシを配布するだけで次々と問い合わせがあり、高い確率で契約までこぎつけるという。受注に苦労している塗装店からすれば夢のような話だが、その秘訣は何か、青木専務に聞いた。

『青木忠史専務のインタビュー』は塗装時報1838号に掲載中です。お申し込みはこちらからどうぞ。

『行列のできるスーパー塗装店』 協力会社を募集

 アサヒリフォームの青木忠史専務は、営業ノウハウなどをマニュアル化した『行列のできるスーパー塗装店』(A4判345ページ)を作成、このノウハウをより確実なものにするため、実践する協力会社を募集している。
 内容は▽お客様の声の集め方▽会社案内・小冊子・ニュースレターの作り方▽電話を全てアポにつなげるポイント、実践「基本トーク編」▽訪問したお客様を全て契約する「セールストーク訪問編」▽相見積もりでライバルに圧勝する最強の見積書作成法▽見積書提出時の基本トーク▽施工「満足」から「感動」へ・顧客感動プログラム▽施工現場でアポにつなげる「現場での職人さんの対応」▽クレーム対応のポイント▽お客様を魅了し続ける各種ツール―など。
 また同社では、マニュアルの概要を小冊子にまとめた『行列のできるスーパー塗装店 スーパーガイドブック』を先着30人に無料で進呈する。
問い合わせ・申し込み先は、埼玉県草加市弁天1−13−5アサヒリフォーム
(メールaoki@aokitadashi.com、FAX048・936・7111、電話048・935・6757)

■公募・入札情報を自動収集 ズノー「入札王」

 ズノー(東京都港区・瀬真尚社長)は、幅広い業種の民間事業者を対象に、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体などの公募・入札情報をウェブ上で提供する「入札王」(http://www.nyusatsu-king.com/)を開発、4月1日から正式サービスを始める。
 建設分野ほか、物品やサービスなどあらゆる分野の入札情報を各発注機関から自動収集し、ユーザーが必要な品目・分野の情報を選択・収集できるシステム。
 発注機関が発表した公募・入札情報を、検索ロボットが毎日チェックし、データベースに登録するため、常に最新の入札・公募情報を知ることができる。また、必要な情報を毎日Eメールで配信するので、見落とすことがない。
 必要な発注機関、カテゴリー、発注地域等の検索条件を設定・保存することで、ユーザー独自のカスタマイズ化された情報を検索できる。例えば、「塗装」といったキーワードを設定しておけば、すべての関連情報が自動的に収集できる。
 また、チェックした案件を保存できるブックマーク機能やCSVファイルでの情報保存機能があり、入札・公募情報を独自に編集・加工・分析することが可能。
 将来は、落札情報も提供していく予定。
 利用料金は、中小建設業の場合、月額9000円(年払い割引もあり)。また、30日間無料のトライアル利用も受け付けている。
 問い合わせ先は、同社入札王事業部(03・5439・5129)。

◆日本塗装時報 2006年3月18日発行 1838号掲載記事◆

■「低価格受注の排除徹底を」 日塗装・河野会長が強調

 (社)日本塗装工業会(河野玉吉会長)は3月1日、本部事務所で記者会見を行い、05年度の実態調査結果、06年度事業計画などについて説明した。
 席上、河野会長は、耐震偽装問題で建設業に強い不信感が高まっている中、低価格受注が常態化しており、専門工事業が危機的な状況にあることを指摘。「安かろう悪かろう」の風潮に歯止めをかけるため、発注者側には低入札価格の調査徹底、出口調査による不正工事の摘発、工事指導制度の復活などを要望していくことを明らかにした。また、原材料価格の高騰に伴う塗料製品の値上げに対しては、塗料メーカー側に施主・設計者への十分なPRを求めている。


『河野会長の談話』は塗装時報1838号に掲載中です。お申し込みはこちらからどうぞ。

■日塗装会員 年間完工額 9年ぶりに増加 1・7%増の7669億円に

  日本塗装工業会がまとめた05年度塗装工事業者実態調査結果によると、年間完成工事額の総額は7669億4千5百万円で、前年度比1・7%増と9年ぶりに増加した。1事業所平均でも同5・6%増の2億5千百万円。新築・改修工事別では、新築が26・7%、改修が73・3%となり、0・1ポイント改修の比率が高まっている。
 同調査は05年9月1日付で集計したもの。調査事業所は3052社。
 完成工事高を支部別にみると、多い方から▽東京(1845億2千5百万円)▽大阪(820億8千7百万円)▽神奈川(576億5千7百万円)▽愛知(444億5千8百万円)▽福岡(317億4千4百万円)と続く。伸び率では▽埼玉(前年度比21・5%増)▽石川(同16・6%増)▽愛知(同12・5%増)▽大分(同11%増)▽千葉(同9・5%増)などが高く、逆に▽山梨(同15・5%減)▽奈良(同15・4%減)▽広島(同15・3%減)▽沖縄(同15%減)▽山形(同11・7%減)などの支部が低調。
 1事業所平均の年間完成工事高が多い支部は▽東京(7億2千6百万円)▽大阪(6億4百万円)▽山口(5億9千6百万円)▽兵庫(3億9千2百万円)▽神奈川(3億6千5百万円)など。伸び率が高いのは▽埼玉(前年度比21・5%増)▽大分(同17・7%増)▽石川(前年度比16・6%増)▽愛知(同16%増)▽大阪(同15・1%増などとなっている。
 新築工事の総額は1929億3千7百万円(構成比26・8%)に対し、改修工事は5299億6千9百万円(73・2%)。
 官庁・民間別では、官庁工事660億6千7百万円(8・8%)に対し、民間工事6859億7千4百万円(91・2%)。

■日塗装総会・全国大会 5月18日福岡で

 「よかとこ福岡きてみんしゃい」をキャッチフレーズに、日本塗装工業会の第47回定時総会は5月18日午後1時30分から、福岡市中央区地行浜・JALリゾートシーホークホテル福岡で開催される。
 定時総会後の第33回全国大会では、福岡障害者文化事業協会Joy倶楽部による記念ミュージックコンサートを予定。翌19日の見学会は、九州国立博物館・太宰府天満宮、柳川川下り、宮地嶽神社など4コース。第64回ゴルフ大会は、芥屋CCで開催される。

■建設塗装基幹技能者 第1回目は愛媛で

 日本塗装工業会は、建設塗装基幹技能者の第1回認定講習会を3月21、22の2日間、愛媛県で開催する。今後、各地方のニーズに即応できる体制を整備し、来年度は3個所程度の開催を予定している。

■電子納品の方法を実習 建設CALS/EC研修会開く 大塗装

 大阪府塗装工業協同組合(石渡敏一理事長)は2月24日、リコー関西セミナールームで、建設CALS/EC研修会を開催した。
 田伏健一副理事長のあいさつのあと、まず太田衛司・近畿地方整備局検査係長が「CALS/ECの現状と今後の方向性」について説明。そのあと、リコー関西担当者が講師となり、電子入札・納品の概要、建設現場でのデジタルカメラの撮影方法、電子納品のためのデジタル写真管理方法などについて、パソコンを使って実習した。


『河野会長の談話』は塗装時報1838号に掲載中です。お申し込みはこちらからどうぞ。

■大日塗 「塗料と環境セミナー」 全国10会場で開催


【スケジュール】
札幌 3月7日  
東京 4月12、13日   名古屋 4月19日   仙台 4月25日
高松 5月11日   大阪 5月18日  
福岡 6月8日   広島 6月15日   新潟 6月22日
沖縄 未定  
 大日本塗料は、官公庁、設計事務所、塗装業界などを対象にしたDNT環境塾「塗料と環境セミナー」を、全国10都市で実施する。
 今年のテーマは「2006年環境と省エネ」。建築分野では「環境対応と安全」、および省エネルギー対策として「遮熱塗料によるヒートアイランド現象の緩和」について紹介。構造物分野では「鉄部用塗料における環境対応動向」について同社の方針を示す。
 4月13日午後1時30分から、東京・丸ビル・コンファランススクエアで開かれるセミナーでは、近藤照夫ものつくり大学教授が「外断熱構法の有効性と遮熱・断熱塗料への期待」をテーマに基調講演を行う。このほか、櫻田将至大日本塗料建築塗料事業部技術員が「遮熱塗料によるヒートアイランド現象の緩和」、岩見勉大日本塗料構造物塗料事業部グループ長が「鉄部用塗料における環境対応動向」のテーマで講演する。

 セミナーの申し込み受付はホームページ(http://www.dnt.co.jp/japanese/novoclean/sem.htm)で。

■「共存共栄」「協調」で発展を 日塗装兵庫県支部50周年祝う

 (社)日本塗装工業会兵庫県支部(真岡克憲支部長)の創立50周年記念式典が2月24日、神戸市中央区のニューオータニ神戸ハーバーランドで盛大に開催された。
 物故者への黙祷、国歌、会歌斉唱、杉本俊文実行委員長による開会の辞のあと、真岡支部長が式辞を述べた(別項)。次に河野玉吉会長が立ち「神戸は11年前の阪神淡路大震災から苦難の道を立ち上がってこられ、今月16日には神戸空港が開港されるにいたっている。みごとに震災から復興された神戸の街を見て、たいへんうれしく思った。いま建設業界は、耐震偽装の問題で大揺れだが、われわれは良質な仕事を続けることによって存在価値を認められ、社会にお役に立つ産業として育てていきたい」とあいさつ。
 続いて表彰式に移り、役員功労者や永年勤続従業員が表彰された。

受賞者名

【兵庫県知事表彰】
 日本塗装工業会兵庫県支部・信部昭子(信部塗装)
【建設業労働災害防止協会兵庫県支部支部長感謝状】
 日本塗装工業会兵庫県支部・真岡克憲支部長
【日塗装本部会長表彰】
 信部昭子▽酒楽征行(酒楽塗装)▽真岡克憲(姫路塗装)▽杉本俊文(杉本塗装店)
【支部長表彰】
 《支部功労者表彰》岡塗装店▽奥田塗装工業▽杉本塗装店▽谷口塗装工業▽辻村塗装工業▽橋本塗装店▽柳塗工
 《永年勤続表彰・従業員》足立仁(柳塗工)▽酒楽憲郎(酒楽塗装)▽菅博(長瀬塗装工業)▽中石一三(姫路塗装)▽西村晃(谷口塗装工業)▽向井鈴恵(内藤塗装)▽山田静夫(島谷興業)
【技術・技能研さん表彰】
 《全国建築塗装技能競技大会出場選手》第11・14回風間貞弘(風間塗装)▽第18回杉山雅彦(矢木塗装)▽第19回酒井翔太(信部塗装)▽第17・20回竈直孝(明石塗装店)
【感謝状】兵庫県塗装工業協同組合▽兵庫昭和会。

真岡支部長の式辞

 真岡支部長の式辞は次の通り。
     ◇
 思いかえせば11年前、40周年の記念式典は阪神淡路大震災という、未曾有の大災害に見舞われ1年遅れで、40周年を行うという異常事態でありました。
 あれから11年、復興の槌音は人々の勇気と情熱に支えられ、強く高く響き続けました。
 本日ここ神戸において50周年の式典を開催出来ますことに、万感の思いを禁じ得ません。
 当兵庫県支部は、昭和30年3月18日、まだ、戦後の混乱の続く中、会員数13社によって設立されました。現在の会員数は64社の多きを数え、正に隔世の感じがいたします。
 一口に50年と言っても、半世紀の歩みは並大抵のことではなく、山あり、谷ありの困難の連続であったと思われます。その間、歴代の支部長を中心に幾多の諸先輩の血のにじむようなご尽力により、私共兵庫県支部の強固な基礎が築かれてまいりました。先人のご苦労に対し深甚なる感謝の意を表します。また、このような隆盛は、本日、ご臨席を頂いているご来賓の関係諸官庁、業界関係団体、塗料メーカー、ディーラー各社の皆様、及び、支部会員各位の 当支部への暖かいご指導、ご鞭摺、ご協力の賜物と、深く感謝を申し上げ、厚く御礼申し上げます。
 この50周年を契機に、業界を取り巻く厳しい環境を「共存共栄」と「協調」をキーワードに、勝ち抜いて参りたいと思います。
 諸先輩の残された、偉業を忘れる事なく、新しい世代へと引継ぎ、兵庫県支部の益々の発展を図ります。
 建設業の重要な一翼を担う塗装業界が果たすべき社会的使命は、それぞれの企業が社業を通じて、社員、従業員、及び、その関係者の経済的安定と、幸福を実現する事であり、塗装業に対する、国民の社会的ニーズを全うすることにあると思います。
 空や海、虹、夕焼け、樹や花の色など、私達を取り巻く、美しい色への憧れが、やがて、染色や塗装の技術を生み出してきました。そうした、塗装を新しい時代の流れに即応できる様、研讃を重ね、人間社会での快適空間の創造を通じて、社会に貢献して参りたいと存じます。
 地球環境の保全にも全力で取り組まなければなりません。
 会員の皆様の益々のご協力と、関係各位のご愛顧をお願いして兵庫県支部50周年記念式典の式辞と致します。

■環境問題への取り組みなど 第8回塗装技術研究発表会開く 日塗装

 日本塗装工業会技術委員会(川端祥治郎委員長)は2月15日、東京・港区の建築会館ホールで、第8回塗装技術研究発表会を開催した。
 今回の発表テーマは▽塗装工事における標準的塗り付け量に関する研究(発表者・川島敏雄常務理事)▽VOC低減に関する日塗装の取り組み(拜崎温敬技術委員)▽光触媒技術の調査研究・第二報(宮嵜香技術副委員長)▽コンクリート改修施工技術・ピンネット工法の調査研究(武藤正裕技術副委員長)▽外壁タイル改修工事の施工実例(大野良治技術副委員長)▽環境対応形剥離剤の調査研究・第四報(若杉雄一技術副委員長)▽水性塗料洗浄水の凝固剤による処理の調査研究(内藤文明技術副委員長)。
 また、最後に「建築分野におけるアスベスト対策の動向」と題して、建築研究所の本橋健司上席研究員による特別講演が行われた。

■「環境と塗り仕上げを考える」 NSKと湿仕センターが講演会開く

 「環境と塗り仕上げを考える」をテーマに、NPO法人湿式仕上技術センター(岩崎行男理事長)と日本建築仕上材工業会(小俣一夫会長)の共催による講演会が3月9日、大阪市西区の建設交流館で開かれた。
 当日は、会員のほか官公庁、建設会社、設計事務所、施工業者ら各方面から多数が出席。主催者を代表して建築仕上材工業会・矢野俊哉大阪支部長は「昨年の耐震偽装問題以来、建設業界の信頼が著しく失墜した。塗料は施工後塗膜となって実製品となるため、良質な塗膜を提供することでお客様の信頼を勝ち得ることができる。企業のコンプライアンス(法令遵守)が問われているが、本日の講演を通じてさまざまな規制や新しい制度の内容を十分理解していただきたい」とあいさつ。
 続いて講演に移り、大阪府環境農林水産部環境管理室・但馬由美技師が「大気汚染防止法に係わるVOC排出抑制」、日本建築学会左官工事小委員会主査(東京理科大講師)の古賀一八氏が「左官による塗り仕上げと今後の課題」のテーマで講演した。


『但馬由美技師・古賀一八氏の講演』は塗装時報1838号に掲載中です。お申し込みはこちらからどうぞ。

■近畿外仕協 建築士会と初の懇話会

 近畿外壁仕上業協同組合(岩田紳一理事長)と大阪府建築士会(宮ア八郎会長)は2月24日、「塗装における現代的課題を考える」と題して、第1回目の懇話会を大阪建築会館で開催した=写真。
 当日、近畿外仕協からは岩田理事長、実松副理事長、伊藤専務理事ら10人、建築士会からは上田総務広報委員長ら7人が出席。自己紹介のあと、まず近畿外仕協の事業概要を紹介した。
 その中で、宇宙ロケットの断熱技術のライセンスを受けて開発された新しい断熱材GAINA(ガイナ)の販売と施工を行っていることや、建専連の専門工事業総合補償制度を活用していること、カラーシュミレーション事業に力を入れていることなどを説明。
 このあと、ディスカッションに移り、建築士会からは▽ガイナの施工単価・付着性・施工性▽改修工事時の下地の診断方法などについて質問があり、近畿外仕協側からは「設計の段階で改修工事に配慮してほしい」「仕様決定の際には、事前に施工業者の意見を聞いてほしい」といった要望が出された。
 また、岩田理事長は組合の当面の課題として「組合員は皆技術を持っているけれども、それをアピールする機会が無い。ゼネコンを介するのではなく、お客さんと直接交渉できるようにもっと一般にPRしていきたい」と述べ、その具体策としてホームページの活用などを話し合った。
 このほかシックハウスや化学物質過敏症の問題について、実例を挙げて論議した。

■新五稜郭タワーが完成 外壁に恒和の無機塗料採用

 函館・新五稜郭タワーの外壁塗装工事に、恒和化学工業(山田浩社長)の超耐候・超低汚染形変性無機塗料『ダイヤスーパーセラン』が採用された。
 美しい星形で有名な幕末の要塞・函館五稜郭には、1964年に高さ60メートルの旧タワーが建てられたが、最近では老朽化し利用客数も減少気味だった。このため、04年11月から高さ98メートルの新タワーの建設が進められていたもの。新タワーは二層の展望台があり、約500人収容が可能で、4月1日から開業する。
 外壁に採用されたスーパーセランは、無機バインダーを変性することにより、超耐候、超低汚染、不燃性を維持し、さらに無機と有機成分のハイブリッド効果で、高硬度を維持しつつ、塗膜を180度曲げても割れない柔軟性をもつ。(特許出願中)
 五稜郭タワーは、海から至近距離に建ち、過酷な条件下にあるが、施工後の仕上り状況は良好で、タワーの外壁と真っ白な雪景色が鮮やかにマッチして、発注者からも高い評価を得ている。
 同社では今後、スーパーセランの品質特性から、「土木」「橋梁」「金属」といった分野ヘも展開を図ることにしている。

【工事概要】 発注者・五稜郭タワー▽元請・清水建設▽外壁施工面積・3000平米▽施工年月・平成17年10月〜18年2月。

■日ペ 上海に樹脂製造会社設立 建築塗料の供給体制を強化

 日本ペイントは、中国・上海市に建築用水性塗料の原材料であるエマルション樹脂の製造会社「広立化学(上海)有限公司」を合弁で設立した。資本金は500万米ドルで、日本ペイントが25%(子会社を含めた実質出資は38・65%)を出資する。
 中国での建築塗料市場は塗料総需要の約半分を占め、今後さらに需要の拡大がみこまれている。一方で、国外の塗料トップも相次いで進出しており、競争激化の中、コスト削減が急務となっていた。
 日本ペイントは、1992年、上海に「立邦塗料(中国)有限公司」を設立。広東、蘇州、重慶、廊坊、広州など、順次8社を立ち上げてきたが、現地供給体制を強化するとともに収益性の改善を図るため、今回の新会社を設立したもの。
 新会社は今年夏から生産を開始。年間生産能力は約1万8千トンを予定している。これにより立邦塗料(中国)有限公司はエマルション樹脂の約半分を新会社から購入することができ、安定供給とコスト削減が可能になるとしている。売り上げ目標は2010年に20億円。

■中国塗 塗装コンサル会社を設立

 中国塗料は、造船、船舶補修、プラント分野の塗装工事に関するコンサルティング、検査請負および上級検査員の派遣などを行う子会社を設立する。  新会社の概要は次の通り。▽商号・グローバル・エンジニアリング・サービス(仮称)▽所在地・東京都千代田区内幸町2−1−1▽代表者・近藤俊昭▽資本金・1千万円▽業務開始日・06年4月1日(予定)。

■三木塗装店・梅川氏が 大阪府知事表彰を受賞

 三木塗装店の梅川次雄職長(56歳)は2月15日、平成17年度優秀建設施工者に選ばれ、大阪府知事表彰を受けた。

■『建築仕上材ガイドブック』 2006年版が発刊

 日本建築仕上材工業会(小俣一夫会長)は、『建築仕上材ガイドブック』を8年ぶりに改訂、発刊した。
 建築仕上塗材・左官材・補修材などの材料とそれぞれの工法に関し、約80項目にわたり詳細な解説をしたもの。前回の1998年版以来、さまざまな改正がなされたJISをはじめ各種の仕様・規格について、最新のものを反映したほか、製品・技術の進歩に合わせて内容の充実が図られている。

 A4判320頁、税別本体価格3500円。
 発行元は工文社。注文・問い合わせ先は同社(03・3866・3504)。

■日ペも製品価格を値上げ

 日本ペイントは、全事業領域の塗料・シンナー・表面処理剤を対象に4月1日出荷分から値上げに踏み切る。値上げ幅は、汎用系塗料・シンナー類が10〜20%。工業系は個別製品ごとに原材料価格の値上がりに見合った価格改定を行う。
 同社では昨年4月1日から第2次価格改定を実施したが、その後も原油・ナフサ価格の高騰が続き、06年1〜3月期は前年同期比約36%の上昇が見込まれているという。

■05年度鋼橋塗装技能検定

 05年度鋼橋塗装作業技能検定は、学科が2月5日、実技は1〜2月に実施された。実技課題は、1級が▽電動工具及び手工具による旧塗膜の除去▽塗料の粘度調整▽旧塗膜を除去した面の塗装▽塗膜厚の測定、2級が▽電動工具及び手工具による旧塗膜の除去▽塗料の粘度調整▽旧塗膜を除去した面の塗装。
 大阪府では2月18日、府立東淀川高等職業技術専門校塗装課実習棟で行われ、1級10人、2級1人が受験した。
 合格発表は3月14日。

■エスケー化研 名古屋支店が移転

 エスケー化研名古屋支店(片岡秀人支店長)は、中部地域でのシェア拡大を図るため、このほど名古屋市西区菊井2丁目14番地19号(電話052・561・7712、FAX052・561・7707)に移転した。製品在庫の充実や小口調色への対応を強化するほか、展示コーナーを設け、実際に塗材に触れてイメージを確認することができる。

■大日本塗料人事

 (2月16日)販社東日本販売部専任部長、田中覚昭▽販社東日本販売部千葉営業所長兼同第一チームT/L兼DNT東日本販売部千葉営業所長委嘱、小泉満▽兼販社東日本販売部東京営業所長兼同第一チームT/L兼DNT東日本販売部東京営業所長、販社営業本部副本部長圓井靖夫
 (3月1日)販社東日本販売部専任部長、市村晋一郎▽販社東日本販売部北関東営業所長兼DNT東日本販売部北関東営業所長委嘱、杉山裕

■30周年を記念し 24時間マラソンに挑戦 大阪昭和会

 大阪昭和会(澤田浩一会長)の05年度通常総会は2月17日、大阪市北区のグランキューブ大阪で開催された。
 澤田会長を議長に選任して議事に移り、理事会報告のあと、第1委員会(松山伸司委員長)は2回実施したボランティア塗装や沖縄研修などを報告した。また第2委員会(井町明宏委員長)は▽健康診断のマニュアル作成▽個人情報▽住宅新商品の開発―をテーマに取り組んだ。
 06年度は、設立30周年記念式典を10月13日に開催するほか、記念事業として7月16、17日舞洲で開催される24時間リレーマラソンにチーム参加する。
 また、現在塗装店会員18人、メーカー会員5人、販売店会員5人の合計28人で活動しているが、特に塗装店会員の入会者が減っている。このため、会員増強策として会則の一部を変更、日本塗装工業会や大阪府塗装工業協同組合以外でも入会できることにした。
 会員の異動では、熊野弘美氏(神東塗料)が長田充美氏(同)、廣岡靖介氏(日本ペイント販売)が大平耕氏(同)に交代したほか、傍士昭氏(日建塗装)が退会したことが報告された。
 最後に澤田会長が「今年は仕事を皆さんに分担してやっていただくということを目標にしている。それが事業の成功につながると思うのでご協力をお願いしたい」と締めくくり、引き続きOBらをまじえて懇親会を開催した

■第4回ペイントショー2006 4月6〜8日東京ビッグサイトで開催

 塗料・塗装4団体共催による塗料・塗装産業の祭典「第4回ペイントショー2006」が4 月6〜8 日の3 日間、東京ビッグサイト東展示棟1・2・3ホールで開催される。
 今回は「PAINTING ON!FUTURE/くらしを彩るペイントテクノロジー」をテーマに、くらしに彩りと豊かさをあたえる塗料・塗装産業の社会的有用性や最新の機能・技術、環境・安全問題への積極的な取り組みなどを一般向けに楽しく紹介する。
 出展規模は約193企業・団体、745小間で、会期中12万 人の来場者を見込んでいる。
 メインアーティストには華道家の假屋崎省吾氏を起用。各界の著名人が日替わりでスペシャルトークショーを開催する。また、ワークショップでは、料理教室やビギナー向きトールペイント体験教室など、誰でも参加できるプログラムを用意した。
 業界関係者向けには、塗料、色彩、経営などの専門家によるビジネスセミナーを開催する。
 このほか、特別展示として色彩学に多大な功績を残したニュートン、ゲーテ、シュヴルール、マンセルの「色彩学貴重書」と呼ばれる初版本を展示する。
 セミナー・ワ−クショップの申込受付は、ホームページ(http://www.paint-show2006.com/)で。

■日ペグランドフェア2006 「ペイントパワードーム」開催

 「ペイントパワー導夢(ドーム)」をキャッチフレーズに、塗料・塗装機器を一堂に集め、「日本ペイントグランドフェア2006」(主催・日本ペイント・日本ペイント販売・エーエスペイント)が2月25、26の2日間、名古屋市・愛知県産業貿易観で開催された。
 初日の開会式では、まず松浦誠日本ペイント社長が「このフェアも16回目を数え、今回も盛大に開催できることをうれしく思う。日本ペイントグループは『生まれ変わろう』を合い言葉に頑張っている。誠実さを看板に掲げ、新しい私どもの姿をみていただきたい」とあいさつ。
 日本ペイント販売中部支店・佐藤優二支店長、販売店代表の鬼頭塗料・鬼頭利彦社長、出展者代表のアネスト岩田西日本営業部・萱場哲郎部長があいさつしたあと鏡割りを行った。
 今回のフェアでは、社会問題になっているアスベストの飛散防止処理剤や、除去作業のための用具など、環境問題への対策・提案が注目された。また、イベントステージでは、日本ペイントバトントワリング部「アプローズ」によるパフォーマンス、チーム対抗綱引き大会、ジャズコンサートなどが催され、雰囲気を盛り上げた。

 日本ペイントブースの主な出展内容は次の通り。
【建築ブース】 【鉄構ブース】 【ARブース】 【工業用ブース】
吹き付けアスベスト粉塵飛散防止処理剤「フリーベスト」▽外装塗装の最高仕様「ファイン4Fセラミック」▽マンション改修分野で従来の3工程と同等以上の2工程システム「ダブルテクト工法」▽シーラーレスで低臭・防藻防カビ機能をもつ「水性ケンエース」 コンクリート防食分野でバルーン工法(剥落防止)を提案▽塩ビゾル鋼板専用のプライマー「塩ビゾルプライマー」▽F☆☆☆☆鉛フリーサビ止め塗料「速乾PZヘルゴンエコ」▽塗膜を問わない1液変性エポキシ塗料「1液ハイポンファインデクロ」▽亜鉛メッキ用補修塗料「シンキー101A」 世界最高レベルの水性塗装システム「naxオーデベースe3(イーキューブ)」▽シンナーを使用しない新塗装システム「naxアドミラe3」 コスト・性能を両立させた汎用プライマー「ユニグランドEスマイル」▽常乾・焼付塗装の素材選択にフリーな1液速乾型プライマー「パワーバインド」

おくやみ
日之丸塗料前社長 黒田富士彌氏が死去
 黒田富士彌氏は3月4日午後2時、急性呼吸不全のため死去、75歳。社葬・告別式は3月23日午後1時から、東京都中央区築地3−15−1築地本願寺第二伝道会館で営まれる。業界団体関係では、日本塗料商業組合の副理事長を延べ6年、専務理事を1年務め、長年にわたり塗料販売業界の発展に尽力。平成3年に藍綬褒章を受けている。


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