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◆日本塗装時報 2010年12月18日発行 1905号◆
※記事の全文は「2010年12月18日発行 日本塗装時報 1905号」をご覧ください。(購読の申し込みは→こちら
【1面】エア式静電塗装工法の普及へ 近畿塗装協組連絡協 滋賀で認定講習会開く

学科講習


塗装作業の実技試験
 近畿2府4県の7組合で組織する近畿塗装協同組合連絡協議会は11月27日、滋賀県大津市の滋賀県事業所内職業訓練センターで、エア式静電塗装工法の認定講習会を開いた。当日は技術者コース15人、技能者コース20人が参加、午前10時から午後5時まで、学科・実技の講習を行った。同協議会主催による講習会の開催は昨年10月に次いで今回が2回目。今後、生産性と環境面に優れた同工法を橋りょうなど鋼構造物塗装関係の発注者、施主を中心にPRし、一層の普及を図ることにしている。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【2面】昭和会(東京)が40周年記念式典 歴代会長らを迎え盛大に開催

あいさつする公木会長


記念式典会場
 昭和会(東京・公木崇会長)は11月19日、コートヤード・マリオット銀座東武ホテルで、創立40周年記念式典を開いた。会場には来賓の関係団体長、各地昭和会の代表を始め、歴代会長らが出席、式典終了後は記念パーティーを盛大に催した。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【3面】塗料フォーラム「屋根用高日射反射率塗料」JIS化は来年5〜6月頃に

第19回塗料産業フォーラム大阪会場で
 日本塗料工業会の第19回塗料産業フォーラムは12月2日大阪(エル・おおさか)、10日東京(ホテルサンルート有明)でそれぞれ開催された。今回は▽低炭素社会に向けて最近の動向▽塗装機器からの環境対策▽塗料産業の安全環境管理▽塗料関連JISの動向▽高日射反射率塗料・屋根用の色彩調査▽アジア塗料業界の最新情報―の各テーマを取り上げた。注目された高日射反射率塗料のJIS規格制定については、規格協会での予備審査の後、来年1月にJISCで本審査が行われ、意見公開期間を経て、最短で5〜6月頃には官報に公示される見通しであることが明らかにされた。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【3面】アジア塗料業界 中国・インドの躍進目立つ
 同フォーラムで発表された「アジア塗料業界の最新情報」によると、アジア塗料工業協議会(APIC)に加盟する各国の2009年の塗料生産では、日本、韓国、台湾が前年を下回ったのに対し、中国とインドは大幅な伸びを示している。
 日本企業の海外生産は、中国、極東、その他の地域で増加した。中国での生産量(65・8万トン)は海外生産量(138・1万トン)の半分近くに達し、次いで東南アジア(27・8万トン)、その他(22・9万トン)が多い。伸び率では、特にインドの生産拡大が目立っている。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【4面】建築塗装技能競技大会・東京地区予選 海老名氏ら4人の代表が決まる

東京地区予選の競技風景


(右から)大島、阿川、海老名、小泉各選手
 日本塗装工業会東京支部の「第23回全国建築塗装技能競技大会」東京地区予選が11月16日、渋谷区・塗装会館で行われた。
 同予選は、日塗装東京支部の「いいいろ塗装の日」記念事業として開催されたもので、1級技能士7人、2級技能士2人が出場。東京大会の専用課題となるEP―G(2色)の調色作業やエマルションペイント塗装に取り組んだ。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【4面】サイペイントジャパン APEC関連展示に出展

遮熱塗料のデモハウスを展示
 サイペイントジャパン(東京、田端伸行社長)は、第18回APEC首脳会議に合わせてパシフィコ横浜で開催された展示事業「JAPAN EXPERIENCE」(11月7〜14日)のグリーイノベーションゾーンに出展した。
 同展示会は、国内外の会議参加者と報道関係者に、ハイテク製品から伝統工芸品など日本の技術や取り組みを「日本の強み」として海外に発信することを目的として開催された。  サイペイントジャパンは、JETROから推薦を受け、海外進出する中小企業向けのグリーンイノベーションゾーンに、遮熱塗料「PLANETSUPRA(プラネットスープラ)」を紹介した。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【4面】塗り床工業会 元Jリーグ二村氏が講演

講演する二村氏
 日本塗り床工業会(下側勝重会長)は12月7日、東京都中央区・アビタス八重洲セミナールームで「サッカーと私」と題し、元Jリーグマッチコミッショナー・二村昭雄氏による講演会を行った。
 講演では、幼なじみで後に高校・大学とチームメイトとなった釜本邦茂選手(元ヤンマー)の逸話を披露。ほかにJリーグの裏話などを語った。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【4面】日ペマリンの船底塗料 エコプロダクツ賞を受賞
 日本ペイントのグループ会社・日本ペイントマリン(神戸市、佐々木信廣社長)が販売する、低燃費(低摩擦)型船底塗料「LF −Sea」が、エコプロダクツ大賞推進協議会主催の「第7回エコプロダクツ大賞」で審査委員長特別賞(奨励賞)を受賞した。
 同塗料は、高速で泳ぐことが可能なマグロやイルカなどの体表を覆っている粘膜にヒントを得た、省燃費型船底防汚塗料。
 塗膜に含まれる高分子化合物が水との接触でゲル状に変化し塗膜表面を流れる水を取り込むことで凹凸部分を減少させ、摩擦抵抗を減少させる。その結果、従来型船底塗料と比べ燃料消費量とCO2排出量を約4%削減できる。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【5面】日塗工 「塗装の日」に落書き対策塗料を説明 塗料メーカー9社が参加

大阪塗料ビルの説明会会場
 日本塗料工業会は11月16日、大阪塗料ビルと東京塗料会館をテレビ会議システムで結んで、「落書き対策塗料説明会」を開いた。両会場には官公庁、教育機関の関係者らが出席。開会にあたり、東京会場から久米政文専務理事は「11月16日は『いいいろ塗装の日』として、塗装各団体が全国で普及活動を実施しているが、今回はこれに合わせて塗料メーカーの落書き対策塗料の展示会と製品説明会を開催することになった」とあいさつした。引き続き大阪側にバトンタッチし、日本塗装工業会各支部や各地の協同組合などで推進している落書き消去活動を紹介したあと、塗料メーカー各社から落書き対策塗料製品を説明した。当日紹介された製品は次の通り。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【6面】住宅エコポイントが拡充・延長 工事に必要な基礎知識
 住宅エコポイント制度は、「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」の一環として、来年1月1日からさらに拡充されて1年間延長することが決まった。
 従来、住宅エコポイントの対象になるのは、「エコ住宅の新築」および「エコリフォーム」(窓の断熱改修、外壁・屋根・天井または床の断熱改修)であったが、これに新しく▽住宅用太陽熱利用システム(ソーラーシステム)
▽節水型便器▽高断熱浴槽の設置―が加えられる。ただし、これらは平成23年1月以降に工事着手するもので、エコ住宅のリフォームなどに併せて導入することが条件で、平成23年1月11日から申請の受け付け(戸別申請のみ)を開始する。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【7面】大塗装が防災研修 津波・高潮ステーションを見学

研究室で防災対策の概要を説明
 大阪府塗装工業協同組合(田伏健一理事長)は11月24日、大阪府西大阪治水事務所が運営する「津波・高潮ステーション」で、津波・高潮に関する防災研修を実施した。
 同施設は、津波・高潮災害に関する普及啓発拠点として昨年9月に開館した。津波・高潮が発生したときの西大阪地域の防災拠点ともなり、近い将来大阪を襲う可能性が高い東南海・南海地震に伴う津波発生時の対応などが学べる。
 当日は約40人が参加。研修室で津波・高潮についての説明を受けたあと館内を見学。津波災害体感シアター」では、3DのCG(コンピューター・グラフィックス)と音響効果、振動により、津波災害の恐ろしさを疑似体験した。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【7面】磯部氏らに知事感謝状 能力開発促進大会で

知事感謝状を授与される磯部氏


技能士会連合会会長賞を受け取る吉川氏
 大阪府職業能力開発促進大会が11月19日、大阪市住之江区のハイアットリージェンシー大阪で開かれ、職業訓練・技能検定功労者、技能競技大会入賞者らを表彰した。
 塗装業界からは技能検定功労により磯部明良氏(磯部塗装専務、大阪府塗装工業協同組合副理事長)が大阪府知事感謝状を受賞、受賞者57人を代表して賞状を受け取った。また、船津繁忠氏(元浪花組、前大阪府塗装工業協同組合常任理事)と澤田浩一氏(協榮塗装工業社長、大阪府塗装工業協同組合理事)は大阪府職業能力開発協会会長感謝状を受賞した。
 技能検定成績優秀者として、三木篤志氏(ハーテック)には大阪府職業能力開発協会会長賞が授与された。
 第22回大阪府技能競技大会で優秀な成績を収めた阿達雄一氏(石渡英雄塗装店)は大阪府知事賞、井谷広樹氏(サカイヤ)は大阪府職業能力開発協会長賞、吉川潤氏(五十嵐塗装店)は大阪府技能士会連合会会長賞をそれぞれ受賞した。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【7面】関ペ販 インテリア展に出展 漆喰塗料など展示
 関西ペイント販売は11月17から19までの3日間、東京ビッグサイトで開かれた「インテリアフェスティバル2010」(インテリア産業協会主催)に出展した。
 同展示会はインテリアコーディネーターやキッチンスペシャリスト、企業のコラボレーションによる「住生活のトータルデザイン」を提案するもの。 会期中、デザイン事務所、設計事務所、インテリア専門店などから1万7千人が来場した。
 関西ペイント販売は漆喰塗料「アレスシックイ」、多彩模様塗料「水性ゾラコートU」を展示し、塗料による快適な住空間づくりや塗装壁の魅力をアピールした。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【7面】鳥取研究会 ビジネスマナー講演会開く 機能性塗料なども紹介

室内用高拡散反射塗料を紹介
 鳥取研究会(会長・西澤明フジペック)の主催によるビジネスマナー講演会が11月27日、大阪・中小機構経営支援プラザUMEDAセンターで開かれ、併せて企業PRの時間に機能性塗料などが紹介された。
第一部の企業PRではサントリーフーズ、染めQテクノロジィ、日本ペイント販売、メーコー各社が製品を紹介。次に中小企業基盤整備機構が中小企業の海外展開支援について説明した。
 第二部のビジネスマナー講演会では村井寛一氏が講師となり、言葉づかいや身だしなみの基本からあいさつの仕方、食事の際の箸の使い方などを具体的に解説した。
(→続きは本紙1905号に掲載)


【7面】ホーム&ビルディングショー 大日塗、イサム塗ら出展
 第32回ジャパンホーム&ビルディングショー(主催・日本能率協会)が11月17から19までの3日間、東京ビッグサイト東ホールで開かれた。塗料メーカー関係では、大日本塗料、イサム塗料、などが出展した。
 同展示会は住まいの建材・部材・設備の専門展示会「ジャパンホームショー2010」と、建築物の環境負荷低減・長寿命化、資産価値向上のための専門展示会「サステナブル建築技術展2010」を併せて開催。3日間の会期中、8万7千人が来場した。
(→続きは本紙1905号に掲載)



≪今月のだめひろい≫
  • 生産性向上へ技術革新を 期待されるエア式静電塗装工法
  • (内容の概略は→こちらでご覧いただけます。)

    ≪新製品情報≫
    ■大塚刷毛「塗来(とらい)」シリーズに「塗来ダメ込み用」「同錆止め用」「同自然塗料用」
     大塚刷毛製造は、特許を取得したウェーブ刷毛「塗来(とらい)」シリーズとして「塗来ダメ込み用」「同錆止め用」「同自然塗料用」を追加した。
    【塗来ダメ込み用】従来の建築用より吐出しに優れ、隅によく入る。塗料含み量は従来品(塗来建築用20号)の1・2倍。サイズは10・15・20・25・30号。
    【塗来錆止め用】塗料含み量は、「薄口」で従来品の1・6倍、「厚口」で1・7倍増量。サイズは15・20・25号。
    【塗来自然塗料用】すり込むように塗る自然塗料の塗装に適し、塗料含み量は従来品(あけぼの) の2・8倍増量した。サイズは15・20号。

    ■大塚刷毛 ローラー新製品
      大塚刷毛製造は、高機能ローラー「マイクロエース」、耐溶剤性に優れた「ツバサ」、リサイクル素材を利用した水性塗料用「然(Zen)」を発売した。
    【Micro Ace(マイクロエース)】極細のマイクロファイバーをパイル毛に採用。塗料の含 み・吐出性能に優れ、平滑調仕上げが可能。塗料の飛散も少なく、軒天や上げ裏、天井の作業にも 使いやすい。サイズは、ミドル(7インチ)、スモール(4・6インチ)。毛丈は13ミリ。
    【TSUBASA(ツバサ)】溶剤塗料でも抜け毛が少なく、厚膜塗装が可能で、さまざまな金属面の塗装に利用できる。サイズはレギュラー(7・9インチ)、ミドル(7インチ)、スモール(4・6インチ)。毛丈は12ミリ。
    【エコペットプラスローラー然】回収されたペットボトルやポリエステル繊維をリサイクル技術により再生した素材「エコペットプラス」を利用。水性塗料に特化したエコローラーで、環境に優しく、安定した塗料の含み、吐出し、仕上げ、耐久性を持つ。サイズはスモール(4・6インチ)。毛丈は13ミリ。
    (→詳細は本紙1905号に掲載)

    ≪中国 塗料・塗装情報≫
    ■上海墻特節能材料公司 無機建築塗料を開発
    ■広東展辰化工公司 珠海市に塗料工場建設
    ■上海正欧実業公司 防食塗料工場建設を計画
    ■青島海洋化工研究院 海洋防食塗料工場を建設

    ■西北永新集団 水性塗料工場が着工
    ■PPG社 中国包装塗料会社を買収
    ■上海日出化工公司 アクリル樹脂工場を建設
    ■PPG航空材料(天津)第一期工事が竣工
    ■LANXESS社  酸化鉄顔料工場が稼働
    (→詳細は本紙1905号に掲載)


    ※記事の全文は「2010年12月18日発行 日本塗装時報 1905号」をご覧ください。(購読のお申し込みは→こちら